「温泉と信州そばの旅⑩」
このページでは、車中泊の旅で温泉と地元食材を楽しむ旅の3日目、「温泉と信州そばの旅⑩」です。
湯田中渋温泉や信州ザルそば、諏訪温泉での重要文化財片倉館千人風呂をご紹介いたします。
下のスライド写真は、第3の目的地「湯田中渋温泉」と「諏訪温泉」の「千人風呂」などの写真ギャラリーです。
長野電鉄の執着にある「湯田中駅」に到着しました。3日目の目的地「湯田中渋温泉」の温泉と地域に触れあい、楽しむプランを組むことにしました。それで初めての地なので、少しの町中を車で流してみて計画することにしました。
この駅の旧駅舎の隣に温泉かけ流しの平成15年4月オープンの「湯田中駅前温泉 楓の湯」があります。ただし、営業は午前10時からで温泉利用者用の駐車場の入り口も空いていないので、湯田中渋温泉卿を車で回って観光することにしました。
平和の丘公園案内図です。
ここは寺の境内ですが、同時に平和の丘公園でもあるようです。ただ、残念ながら、案内図は右の写真のように表面があれていてよく見えないようになっていました。
凡そのない様は、現在地には大きな「平和観音」があり、そしてこの場所から少し下ると「タバコ地蔵」、山を登ると「みろく石仏」があるとのこと。「タバコ地蔵」という面白い名前の地蔵は、タバコを吸っても健康でいらるように守られるそうです。
この場所には、巨大な「世界平和聖観世音菩薩」が立っています。全長25メートルの青銅製のブロンズ像です。
左の写真は「延命煙草地蔵尊」のほこらです。先ほどの「平和の丘公園案内図」あるところからすぐのところです。ほこら前の道は大変狭いので、車の駐車などできないのでご注意を!
「一茶句碑」です。書かれたことによれば、宝暦一三年(1763年)五月五日、信州柏原に生まれた小林一茶は15歳にして江戸にでる。そして文化9年(1812年)50歳に帰省し、これより文政10年(1827年)65歳で亡くなるまで湯田中温泉を訪れ多くの俳句を残している。
中々味のあるところです。ただ駐車場がないので、少ししか観光に時間が取れないことが残念でした。
まだ、「楓の湯」の開店時間の午前10時まで時間があるので、町の中を流れる川べりまで車を移動し、車の窓を開けて川辺を吹く風に涼を取りながら仮眠をし、車中泊の睡眠の不足を補うことにしました。
平成15年4月オープンの山ノ内町営湯田中渋温泉の公共温泉場です。入場料金は500円でお釣りがくる300円台でした。場所は長野電鉄「湯田中」駅裏にあり、無料駐車場もあります。入口には左写真の左側に無料の足湯場も写っています。
また、右の写真のように温泉の休憩室の窓の真ん前に湯田中駅の線路と電車、ホームが良く見えます。
湯船は露天と室内湯がありそれぞれ温泉かけ流しです。他にも打たせ湯もあります。洗い場は清潔で、備え付けのシャンプーとボディーシャンプーがあります。脱衣所も清潔な感じがしました。私が訪れたときには、露天風呂に地元の学生が竹で作った創作キャンドルが飾られていました。恐らく夜にはライトが点灯されて美しいのだろうなと思いました。
山ノ内町営温泉「楓の湯」の温泉かけ流しを十分に楽しんだ後、入口に近い男湯と奥の女湯をつなぐ廊下の一角に休憩室があります。左の写真のような様子です。近くに自販機もあるのでくつろげますね。また、右の写真のように窓の外は長野電鉄「湯田中」駅構内が良く見えます。撮り鉄の皆様には喜ばれると思います。
上の写真は「湯田中駅」停車中の特急ゆけむり~のんびり号です。この車両は展望席があります。そして各駅停車と同じ運転時間でゆっくりと走る観光案内列車です。沿線の観光スポットや歴史、名物に関する観光案内が行われます。また写真撮影スポットでは停車及び徐行運行を行われます。
この写真は、山ノ内町営の湯田中温泉の休憩室の窓から撮ったものです。温泉の休憩室から駅の構内が撮れるなんて、鉄ちゃん、とりわけ撮り鉄の人々には喜ばれるでしょうね。
温泉の湯上りに休憩室で涼みながら撮り鉄気分で写真をいくらか撮ったのちに、幾分のどが渇いてきたのか、温泉入口にあった飲み物が気になりました。
それで、「いちごオーレ」を購入しました。味は申し分ないのですが、量が少なく、もう一つ購入することにしました。
あんずのジュースを追加で購入しました。あんずの味を思い出せない中、何と無くこんな感じかなと思いながら飲みました。
「楓の湯」を出てから、体も温泉でほてっていたので、しばらく車は駐車場に停めたままにして、周囲を歩いて観光することにしました。
「楓の湯」出入り口を出たの前にある「無料の足湯」を見に行きました。左の写真がその様子です。
湯田中駅旧駅舎を訪れました。無料の足湯のすぐ近くでした。ただ、外はそれらしくつくられていましたが、中は普通でした。
この椅子は、スキーの町山の内をアピールするために造られたものです。
昼食は、前夜車中泊した道の駅「北信州やまうち」でいただくことにしました。それで湯田中渋温泉卿を車で離れて、道の駅「北信州やまうち」の駐車場に車を停めました。
ザルそばがおいしいといわれていましたので、ザルそばを注文することにしました。
左の写真には「店長のオススメ」があります。その中から、右の写真中央にある10番「天ざる得盛」1,000円を注文することにしました。
注文を定めた後、自販機にお金を投入し、「天ざる得盛」を選び、食券を手に取りました。その券を、調理場の受け取り窓口で渡して、番号が呼ばれるまで、空いている席について待つことにしました。その日は平日でしたが、客席は混んでいました。
もし、これが土日祭日や夏休み期間ならば、食事をとることも難しいだろうなと感じました。道の駅「北信州やまうち」は人気店なのですね。
注文した「天ざる得盛」を待つ間、お茶を飲みながら席で待つことにしました。ここのお茶は自動給茶機から出ますが、面白いお茶が準備されていました。「そば茶」と「緑茶」のブレンド茶が用意されていました。お茶の色は普通の緑茶とあまり変わりませんが、味は緑茶の味に、少し香ばしい深みが増したような味でした。私には好ましい味に思えました。
左写真が注文した「天ざる特盛」です。
そばのコシは絶品でした。そばが唇の間を通る感触が最高でした。思わず、食器を下げに洗い場近くまで持って行った際に女性の調理人にそばのコシが良かったと感想を述べてしまいました。
次は諏訪温泉を楽しもうと諏訪まできました。この地域の温泉について調べると重要文化財の片倉館の千人風呂の情報う方がありました。それで、道の駅「北信州やまうち」を出て、車で向かいました。最初は国道で向かう予定でしたが、これまでの車中泊での疲れのため、運転中にひどく眠気を覚えました。それで予定外でしたがナビで高速道路を利用しての経路を再検索して片倉館に向かいました。
到着した片倉館は。7平日の夕方ということもあり、無料の駐車場は空いていてすんなり停めることができました。
片倉館「千人風呂」入り口です。
片倉館「千人風呂」の入り口扉をくぐると正面に受付が見えます。とりあえず両隣にある無料靴箱に靴を預けて、受付に向かいました。
湯上りは火照った体を休めるために2階の無料休憩所に向かいました。左の写真が2階に上がるための階段ですが、階段の木の手すりはしっかりした作りです。
千人風呂の湯上りは片倉館二階の無料の休憩所で過ごすことにしました。
無料の休憩室から展望フロワーで外気に触れることにしました。
展望フロワーに出ると、諏訪湖を渡るさわやかな風に温泉が火照った体を冷やしてくれました。また、美しい諏訪湖の全景を眺めることができました。
国道20号を走り、今夜の車中泊の地、道の駅「信州蔦木宿」に到着しました。お風呂に入ることもできましたが。もう、車中泊も4泊目にもなると、疲れが自分でも感じるほどにたまっているようです。誰でも年を取れば弱さを感じることですが、いやですね。自分では若いつもりなのですが。
ですから、到着した夕方、道の駅の楽しみは明日にまわして、すぐに車中泊の準備をして寝ることにしました。
ただ、気になるのはこの道の駅は車中泊OKの情報がなかったので、周囲の状況を伺いながらの車中泊となりました。しかし、今記事をネットに載せる段階でネットを確認すると、公式ページに駐車場もトイレも24時間利用可能とあり、周囲に法律とマナーを守り、迷惑行為をしなければ、車中泊OKなのを確認できました。(写真は翌日撮ったものです。)
少し小腹が空いていますが、この旅行中、おなかが出ていることを温泉に入るたびに自覚することになりました。ですから、道の駅「信州蔦木宿」の「てのひら館」の直売品ゾーンでスモモを250円で購入しました。さすが、産地、安いですね。スモモを食べながら車中泊しました。(写真は翌日撮ったものです。)